BLENZ
[ 2009.09.22 ]
戸隠神社 奥社
先日の「戸隠への旅」は、古い言い回しでいえば、命の洗濯。
今風にいえば、リボーンへのマイルストーンだった。
ありがたいのは、東京に帰ってからも、頭痛がなく、目を閉じればあの清明な気が感じられることだ。
やはり、1ヵ月に1度は、自然のもとに行こう。
自然のなかに身を置くことでできるエネルギー・チャージは、たいそうなものだ。
やる気ばかりか、アイデアも泉のように湧いてきて、それが目的ではなかったものの、いいものを書くためにも「自然のなかに行く」のは効果絶大だ。
◆ ◆ ◆
戸隠五社のなかでも、この奥社はすばらしかった。
杉並木の参道を30分強登る、その道が歩きがいがある。
自分とも、まわりの木々とも話し合いながら歩いていくのだ。
ご一緒になる年配の方々の健脚に驚きつつ登る道のりは、険しいけれど楽しく、「参道」を行く意味も「内観」にあるのだろう。
風が、でてきた。
そう思い見上げると、山深い懐に、奥社神殿と九頭龍神社があった。
そこの御手水で呑んだ清水の、冷たさ。
風も、そこでは一気に温度を下げ、汗をかいたほてった身体をさましてくれる。
まぁ、それでも、このお宮はほんとうに龍の住処のようだ。
一度、8年前に参拝したとき、奥社の横から、にゅ〜っと純白の龍が顔を出したような気がして、その驚きで帰路は一目散に走って帰ったのを覚えている。
あのときは、午後も深まっていたから、霧がでてきたのを見間違ったのだろう。
それとも。。。
◆ ◆ ◆
帰り道は、植物園の方をまわり、うるしの紅葉をめでた。
さらさらと、落葉する音が、わたしを囲む四方から聞こえ、誰に言われるともなく、自分が大自然に受け入れられていることを深いところから実感した。
「今」「ここ」にあることの奇跡のような「計らい」に、涙がでた。
わたしたちは、なんてきれいな星に住んでいるんだろう。
わたしは、なんて幸せなのだろうか。
帰京してから、公園とか、木があるところに「チャージ」に行くのが癖になっているが、そこで目をつむれば、心は一気に戸隠奥社に飛ぶ。
その心を軽々と運んでいくのも、やはり「龍」なのかもしれなかった。






