EducationEssay
[ 2010.10.12 ]
BLENZ Monday Jazz 10月4日:永田こーせー(as,ss)
BLENZ Monday Jazz Nightは、毎月第一月曜日にブレンズ青山花茂店で、19:00 と20:00からの2回、約40分間づつジャズをFREEでお届けしています。
わたしとしては、音楽ジャーナリストとして「若き獅子たち」をご紹介する場を設け、彼らの切磋琢磨の場にしたい、そして聴き手の方たちには気軽に足を運んで頂き(もしかしたら「食わず嫌い」や「難しそうなイメージ 」のある)ジャズのライヴの楽しさ・スリル・詩情をお聞きいただきたいと願い、続けています。
洗足学園音楽大学在学生で、既にプロとしても始動している若者たち、
そして彼らを通して知る若き才能たち、
また、若手で応援したいと思っている「大村亘(ds)トリオ」や、「アコースフィア」にも出演いただきました。
◆ ◆ ◆
さて、今月は事前にアップできなくて申し訳ありませんでしたが、
昨年洗足のクラシックのサックス科を卒業し、BLENZ Monday Jazz Nightには以前「オートクチュール」というサキソフォン・カルテットで出てくれた、永田昂生(こーせー)のトリオが出演しました。
グループ名は「Jazz Tear Drops」
メンバーは、田中 力(たなかつとむ)洗足大学ジャズピアノ科4年、キーボード
阿久津 勇人(あくつはやと)洗足大学ジャズギター科4年、ギター とのトリオです。
こーせーのサックスの佳さは、音色の美しさと確かなテクニックですが、
クラシックのサックス科卒業であるにも関わらず、自身の研鑽の賜物で、即興演奏にも遜色がないことを今回知りました。
面白いジンブツなのですが、影ではそーとーな努力家なのでしょう。
わたしが聴いたセカンド・セットは、チャーリー・パーカーの「コンファメーション」で始まり、そのスピードと確かな運指、また即興をほんとうにそこで生んでいるのを見てとって、うれしかった。
(たまに、プランして即興演奏をする人がいるもので)
「キャンディ」のようなキュートな曲も、ロマンティックでよかったのです。
これは、ソプラノ・サックスで。
若い間はこういうカワイイ曲をどんどん演奏すると年齢にも合っていて、自分の物語にできていいでしょう。
「ダウン・バイ・ザ・サリー・ガーデン」は、「クラシックよりの曲もせっかくだからやったら」という、わたしのリクエストで演奏されたもの。
伸びやかな音の連なりで、自然を呼び降ろす様は、こーせーの確かな未来を垣間みる心地がしました。
田中くんは、自身の音楽活動ではまったく異なる面をもっていますが、この夜はブルースが非常によかったのです。ブルース、4ビートのジャズも、今後続けてくださいね。
阿久津くんは、速弾きも得意なギタリストで、イケメンで華があります。
これからは音と音の間について学び、抑制した表現も身につけていくと、万全です。
ま、20代前半で「抑制された表現」ができたら、恐くもあるのですがw
学び始めるのに、早すぎるということはありません。
こうして若き獅子たちに話しかけていると、わたしの背筋も自然に伸びてきます。
彼らに物申す以上、わたしもしっかりやります。
いい演奏を、どうもありがとう、Jazz Tear Drops !
あ、ほんとうに「涙」っていうグループ名でいいの?
笑顔が似合いそうなバンドですがw







